2007年04月22日

お子さんに読ませたいおすすめの一冊



当塾でも10分読書で塾生が読んでいる、お子さんに読ませたいおすすめの一冊

宮沢賢治

「私は、貧しい農民のためにわざわざ面倒を見たり、相談にのっている賢治がすごいなと思いました。ふつうだったら農民は自分のことばっかりで精一杯だけど、賢治は人のことを気にかけてしているのでえらいと思いました。」(小学生)

このほかにも、賢治が、妹のために看病している場面や、自分をなげうって、人々のために尽くす姿に、感動する子ども達が多くいます。賢治の一生懸命さ、ひたむきさ、まじめで心がきれいなところに、共感を呼ぶのではないでしょうか。今の時代だからこそ、賢治の生き方に、思いをはせて、学ぶべきところを学びたいと思えてなりません。

「宮沢賢治」
銀河鉄道の童話詩人
(講談社火の鳥伝記文庫) 西本 鶏介著 (講談社/税込み620円)  


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2007年04月20日

お子さんに読ませたいおすすめの一冊


当塾でも10分読書で塾生が読んでいる、お子さんに読ませたいおすすめの一冊

フランシスコ=ザビエル

フランシスコ=ザビエルは日本に、いろいろとキリストのことについて、教えたから、日本の歴史が変わったんだと思います。今まで知りませんでしたが、こんなにすごい人だなんて知りませんでした」(小学生)

フランシスコ=ザビエルのことは、小学校6年で歴史として習うまで、あまり知られていません。また、名前は知っていても、この方がどのような気持ちで日本に来たかまで知らないのが普通です。その当時の時代背景や、彼の願いや志、彼から受けた影響など、ぜひ子ども達に知っていただきたいと思います。

「フランシスコ=ザビエル」日本にキリスト教を伝えた
(講談社火の鳥伝記文庫) 浜田 けい子〔著〕 (講談社/税込み609円)  


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2007年04月16日

お子さんに読ませたいおすすめの一冊


当塾でも10分読書で塾生が読んでいる、お子さんに読ませたいおすすめの一冊

エジソン

「エジソンの子どもの頃を聞いて、エジソンはいろんな失敗をしてきていました。その中には、バカな失敗もありました。けれども、そのことについて読んでいるうちに、人は、失敗を積み重ねて成功していくことに気づきました。
初めて失敗して、どうして失敗したかを考える。そしてその失敗したところを直す。その繰り返しがエジソンの成功につながったんだと思います。」(中学生)

私どもの塾では、伝記を自分で選んでよく読んでもらっていますが、エジソンの伝記は、子ども達にも人気で、よく読まれている本の一つです。エジソンの伝記を通して、子ども達は、失敗に対しての価値観が変わることが多いようです。失敗=良くないもの。という考え方が、実は、失敗にこそ、次の成功にいたる道へのヒントが隠されている。と感じるようです。

「エジソン」
いたずらと発明の天才(講談社 火の鳥伝記文庫) 崎川 範行著(講談社/税込み620円)  


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2007年04月14日

お子さんに読ませたいおすすめの一冊



当塾でも10分読書で塾生が読んでいるお子さんに読ませたいおすすめの一冊

「おおきな木」 シェル・シルヴァスタイン

むかし りんごのきが あって・・・で始まるこの絵本は、全編ひらがなで書かれています。また、絵も中身はすべて白黒。けれども、内容は深く、大人にとっても、とても考えさせられる物語です。愛するとは、与えるとは、一体どういうことか、自分に問いかけることができました。低学年のお子さんをお持ちの御両親が、子どもに読み聞かせしながら、同時に読み手が味わえる本だと思います。ぜひ、読んでみてください。私は、この絵本のように、「与える」ことが、ただ歓びになる生き方をしたいと思いました。

「おおきな木」シェル・シルヴァスタイン著、ほんだきんいちろう訳(篠崎書林/税込み1162円)  


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2007年01月29日

将来の夢と自分の今が一つにつながる

将来の夢と自分の今が一つにつながる

 新中1になる前の3月から入塾されたG君は、勉強のペースを完全につかみ、3年間、五教科オール5、中3での校内実力テストでも学年1位、市立西宮高校のグローバルサイエンス科にも難なく合格を果たしました。
 中学に入って、高得点を取り、成績表にも「5」が並びだすと、「自分はできる」という侮りの気持ちが出てくる場合があります。G君の場合も、しばらくは、それが気持ちの緩みとなり、勉強にも集中できなくなっていったのです。
 しかし、G君に大きな転換点が訪れました。それは、塾で毎回読んでいる伝記でした。一人の偉人の伝記を読んだ時、とても感動していくのがわかりました。毎回、感想文も書いてもらっていたのですが、そこには「こんなに試練があっても、がんばって生きている人がいる。自分は、日常のささいなことで、やらないといけないこともいやになってやめてしまう。この本の人のような生き方をしていきたい。」というような感想文を毎回書いてくれていました。
 こうした日々を2〜3週間続けるうちに、G君は、落ち着きを取り戻してゆきました。
もともと、将来の夢も持っていたG君でしたが、それまでは夢と現在の勉強がつながっていなかったのだと思います。それが一つにつながったのでしょうか。それによって、人との比較がめっきり少なくなりました。人にやさしくなり、謙虚さが出てきて、いつも「できる限りを尽くそう」という姿勢で、楽しみながら勉強に向かえるようになったのです。
 勉強がいくらできても、中学生の多感な時期には、こうした精神的な安定や、将来の夢と自分の今の勉強が一つにつながることがどれだけ可能性を大きく引き出すことになるのことを、G君から教えてもらったように思います。

  


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2006年08月20日

グスコーブドリの伝記




【お勧めの一冊】
グスコーブドリの伝記

私は、20歳くらいの頃、宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」という短い作品を読み、
ものすごく感動した思い出があります。

自分も主人公のような生き方がしたいと強く思い、生涯忘れられない本の一冊となりました。

ちょうど、将来どうしていこうかと思っていた頃でした。短い童話作品なのですが、
なぜか、人生の方向性を決めてしまうほどの衝撃をこの本は与えてくれたように思います。

幼い頃に私がこんな風に生きれたらなあと、漠然と考えていたことを、
この主人公は、本当に生きていたので、自分の深い願いと重なったのかもしれません。

ご興味のある方は、一度手にされてはいかがでしょうか。
もしかしたら、人生を変える一助となるかもしれません。
       
参考URL(青空文庫)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/1924_14254.html

追伸

この物語に感動し、同じ道を選んだ一人の学者います。
その方は岡田弘氏は、北海道大学大学院理学研究科附属・地震火山研究観測センター・火山活動研究分野の教授です。
北海道の有珠山の噴火を予見し、彼のもと、迅速かつ的確に火山に対処したおかげで
周辺地域は最小限の被害で犠牲者を1人も出さずにすみました。
まさに物語を地でいく活躍をされたのです。
  


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