2008年08月10日

夏休みと二学期からの勉強の仕方のアドバイス…学校編

夏休みと二学期からの勉強の仕方のアドバイス

1)学校での勉強の取り組みの仕方

中学数学:
中学生にとって、どの学年も、1学期は計算問題がほとんどでしたが、2学期からは、文章問題と関数が中心になり、期末テストくらいには、図形も出てきます。
 もし、1学期に習った計算問題が、あやふやな場合、今後の勉強に尾を引きますので、この夏休み中に、ぜひ計算問題をマスターしておきましょう。
ここで注意したいのは、ノートの取り方、途中式を省かずに書くということです。教科書や、参考書の例題をみながら、途中式を省かずに解けるように問題練習することだと思います。
 中1生においては、文字式や方程式など、中学数学の基礎になる力ですので、しっかりと練習しておきましょう。
 学校では、教科書を中心に学校の問題集もしておくとよいと思います。その際、わからない問題を、ノートに書き写しておき、必ず先生に聞くようにしましょう。学校の先生に聞くことに抵抗があれば、塾の先生、家庭教師の先生等に聞くのも良いと思います。

イデア進学ゼミ 塾長日誌 にも続編が掲載されています。ぜひご覧下さい
http://idea.gaias.net/index.html?_startPage=25  


Posted by イデア at 23:01Comments(0)勉強の仕方

2008年06月27日

イデア進学ゼミの夏期講習 小1〜中2

イデア進学ゼミの夏期講習 小1〜中2

一つのヒント、一つの問いかけで
子どもたちは輝く!


☆夏期講習受講後の入塾は入会金15000円が5000円に減額されます。


●わくわく算数文章題(対象:小1〜小6)
 子ども達は今まで見たこともないユニークな算数文章問題を絵や図や表を描きながら、懸命に問題に取り組んでゆきます。最初は全く歯が立たないように見えた問題が、回数を重ねるごとに、ヒントしかもらわずに一人で解けるようになってゆきます。「これだけ考えてできた時が最高!」と嬉しそうな笑顔を見せてくれます。算数をしながら国語力も同時に伸びてゆきます。ぜひ一度、体験授業(1回まで無料)にもお越しください。(国語読解も鍛錬します。)

小4〜小6  90分×5回受講費:8000円 90分×12回受講費:18000円 
小1〜小3  60分×5回受講費:5000円 60分×7回受講費:7000円 



●中1・中2ぐんぐん実力アップコース(英・数)(理・社)(対象:中1・中2)
 数学は、自分にあった偏差値の問題から順にステップアップしてゆき、深い思考力と確かな実力を養います。「こんな難しい問題が解けた。もっと解きたい!」と子どもたちは、言います。いつしか、文章題でも図形でも、関数でも次々にクリアしてゆきます。
 英語は、「何か、わかってきた。もっと、こんなプリントないのですか?」と、すごい勢いで、問題を解いてゆきます。自分にあったレベルから、スタートするので、わかる実感と解ける喜びが、溢れてきています。
 理科や社会では、「そんな解き方があるのか、そんな覚え方があるのか。」と口々に子どもたちは、言いながら夢中で勉強しています。(クラブ活動と両立できる時間帯を設定。)

2時間×8回受講費:15,000円
2時間×15回受講費:29,000円


●中学英語準備コース(対象:小2〜小6)
 中学に入学するまでに中1の英語を終わらせませんか?単語や教科書の暗記を通して、「暗記力」と「ていねいに見直す力」を身につけます。この時期にこれらの力を身につけると、中学・高校に進んだ時、どの科目でも暗記が得意になり、また、テストでケアレスミスをしない子が育まれます。もちろん、文法も手作りの教材ではっきり意味がわかるので、子ども達は「英語大好き」と言って、生き生きと勉強に取り組んでいます。

80分×5回:8000円   80分×12回:18,000円

この他に、下記のコースもあります。

●国語読解力養成コース(対象:小2〜中2)
国語には解き方のコツがあります。小学生では、小学生ならでは国語力の養成の仕方があり、中学生のように、抽象概念が多く出る場合にも、読解力のつけ方があります。さらに、入試問題や模擬テストで得点を取るメソッドもあります。国語力を養成するには、一定の期間が必要です。この夏休みにぜひチャレンジしてみてください。

●算・国復習コース(対象:小2〜小6)
学校の既習内容の復習を集中して行います。ぜひつまずいたところから、復習し、できれば算数思考文章題の時間も取り入れ、頭を柔軟にしてゆくコースです。

●中1・中2実力完成コース(英語・数学)
志望校に合格するには、模擬テストなどで高得点をとれる「本物の学力」が必要です。そのためには、偏差値の低い問題から、順にステップを踏んで先取り学習することが最短距離になります。

●中1・中2理科・社会復習コース、予習コース当塾の理科・社会は、講義がわかりやすいことで定評があります。講義を聴いているだけでポイントがはっきりと理解でき、暗記する時間も講義中に取り入れてゆきますので、理科や社会が大好きになってゆきます。

●新中1数学先取りコース(対象:小6)
高校入試が複数志願制になり、公立高校のトップ校のレベルが高くなった今、非常に重要な時期となるのが小学6年生の使い方です。当塾では、小6の夏休みから、中1に入学するまでの8ヶ月間に、英語・数学等の予習を基礎から丁寧に行います。数学は、小学校6年間の基礎の復習から行い、一人ひとりのお子さんの学力に合わせて指導します。中学に入るまでに、ぜひ中1の英語・数学をすべて修得してゆきましょう。


☆(夏期講習受講後の入塾は入会金15000円が5000円に減額されます。)  


Posted by イデア at 01:37Comments(0)2008夏期講習

2008年05月27日

2008年小学生クラスのご案内と詳細内容

2008年度 小学生塾説明会(随時開催)

小学生の方は随時、無料体験授業(2回まで)と塾説明会を同時に行いますので、お気軽にご予約ください。また、教育相談や進路相談も適宜、個別に応じています。

ご案内の内容

今までに見たことのないユニークな算数文章題で、子ども達は文章題に夢中!
感性と知性を豊かに育む「深く考える力」を子ども達に!


応用力のある子と、パターンが変わるたびに説明を求める子。この違いはどこで生まれてくるのでしょうか。
発見、驚き、感動を得ながら本物の学力がつく学習方法−それが当塾の算数思考文章題です。
算数の文章題を解きながら、国語力がついてゆく……。
そんな不思議な学習プログラムをぜひ、体験してみてください。
柔軟な思考力を身につけることによって全科目において、出題者の意図を見抜き、問題を的確に解くことのできる力が備わってくるのです。
低学年にはパズル・お絵かき文章題を、中・高学年には絵や図や表を駆使した算数思考文章題を通して、一生の財産となる「深く考える力」を当塾で育んでください。

では、なぜ当塾の算数文章題を通して「深く考える子」が生まれるのでしょうか。
それも子ども達が低学年であればあるほど、そうした複雑な思考回路を作れる可能性が大きいのです。
私達の脳の発達を見ると、小学校4年生位を境に具象的思考から抽象的思考が理解できるようになります。
人によって異なりますが、小学校4年から6年位までに複雑な思考回路を形成するプログラムが終わるようです。
この時までに、子ども達に、文章をじっくり読み、言葉をイメージ化させ、イメージしたものを組み立ててゆくというプロセスを育むと、子どもたちはどんな勉強に対しても、じっくり味わい、吟味し、豊かな発想で思考をすることができるようになります。


ここで、注意しなければならないのは、単純計算や、単純な思考を繰り返させてはならないということです。計算問題に時間をかけすぎると、子どもたちは、複雑なことを嫌がり始めます。心地よい刺激の思考、子ども達が楽しめる程度の問題で頭をくるくる動かし、試行錯誤させてゆく。「深く考える力」を育むには、このような取り組みが、小学校5年になるまでにどうしても必要と考え、今のプログラムが出来上がりました。

■当塾のメインプログラム1ー算数思考文章題

まず伸びてくるのは、国語読解力。そして深く考える思考力と算数の力がめきめきついてきます。論理的思考力は早い時期から取り組むほどに効果が現れます。当塾では小学校1年生から6年生まで本当に「深く考え、自分の力で解く」ことのできる子ども達が育っています。ツルカメ算やニュートン算などの解法を使わずに、絵や図を書くだけで問題を解いてゆく子ども達が続々誕生しています。「百聞は一見にしかず」です。ぜひお子さんが問題を解く姿を横で見てください。(当塾では中学入試指導はしていませんが、中学入試専門塾との併用も可能です。現実にそうした生徒さんもおられます。)

■当塾のメインプログラム2ー国語読解&作文問題
算数文章題で国語力はつきますが、国語で点数に結び付けるためには、解答の仕方、文章のまとめ方等のテクニックも必要です。将来の高校入試に必要なこうした基礎学力を小学校の間につけています。さらに、塾では理科や社会の資料を読み解く力をも指導しています。

■当塾の特別プログラムーイデア英語指導メソッド
英語を伸ばすために、さまざまな工夫があります。ここでは書ききれない当塾ならではの英語指導プログラムがたくさんあります。小6から中1にかけて、単語の覚え方をマスターし、単語・教科書を暗記することで、飛躍的に記憶力がついてゆきます。ぜひ説明会にお越しください。

■自立できる勉強法(勉強の仕方・ノートのまとめ方、授業の受け方等)の指導
■少人数クラス(1クラス10名前後)で密度の高い授業
■保護者との学期ごとの懇談システム
小学生の保護者の方には、学期ごとに、希望に応じて教育相談や進路相談を行い、子ども達の可能性を引き出すようにしています。

■読書好きの子どもを生み出す!
伝記等を読むことで、自分もこんな人になりたいと願いや志が出てきます。同時に、試練の乗り越え方をも学んでゆき、読書が大好きになってゆきます。当塾の毎回の10分読書で、本好きになる子、読むスピードの速くなり、自ずと国語力、読解力が伸びてゆきます。

■小学生は他の習い事との併用が可能!曜日が選べます!
月・火・木・金から週2回を選択できます。(週1回コースもあります)

子ども達の声
●塾で文章題をやって良かったです。絵を描くのが好きだったので、より楽しかったです。わからない問題も分かったら、スッキリしてうれしかった。そのうちに、勉強が楽しくなってきて、家で勉強をするようになりました。テストでも、ひねった問題が出ても簡単にわかるようになりました。(小6)

●前は苦手だった文章題が好きになってきました。苦手科目が減って、成績表もどんどん「よくできる」が増えていって、塾に来るのもすごく楽しくなりました。塾から帰っても、塾の文章題を眠くなるまでずっと考え続けるようになりました。(小5)

●算数の文章題のテストで、頭の中に絵を描いて答えられるようになったから、答えるスピードが上がったし、100点になる確率が上がったから嬉しい。塾に 来てから、わからなくてもゆっくり落ち着いて考えられるようになったし、最後までやり通す事ができるようになったと思います。それに塾に来てだいぶん通知表 が上がりました。

保護者の方々の声
●学校の先生から「いつもすごくユニークな考え方を積極的に発表してくれて、驚いています。」と言われました。それを聞いて、すぐに塾でやっている文章題のおかげだって分かりました。

●成績は、すごく良くなりました。担任の先生に「学習面でもそれ以外でも、こんなに才能があるお子さんとは、思っていませんでした」と言われました。また、塾でやっている英語がすごくおもしろいみたいです。  


2008年04月13日

当塾独自の偏差値別学習システムがいよいよ起動!

いつからでも、どの段階の学力からでも受け入れ可能になりました。
当塾独自の偏差値別学習システムがいよいよ起動!

 昨年までは、新年度に入塾された生徒と5月頃に入塾された生徒とでは、学力の伸び方に大きな違いがありました。それは、毎年、3月頃に入塾する生徒に合わせて授業を進めていたためです。実際、大部分の塾もこうした流れがあるものです。
 しかし、当塾では、本年3月から、こうした入塾の時期が2月や3月でなくても全く関係なく、どのような年齢でもまたどのような学力のお子さんでも、その子に合わせて伸ばせる偏差値別学習システムを構築し、新しい講習体系になっています。
 どの子も、その子の学力にあった段階から、無理なくはじめることが出来ます。実際、これは、私たち自身も驚くほどの結果が出てきているのです。(大手教材会社や大手の塾が作成している段階別プリントも見てきましたが、私どもが納得できるものではありませんでした。当塾独自のものです。)
 これならば、子ども達が、自分自身で学力の伸びを実感できる。また、学力の高い生徒は、いくらでも先に進めて、知的満足感、充実感を得ることができるし、仮に、現時点で学力が乏しかったとしても、基礎を習得できるまで繰り返しすることができ、子ども自身で確かな進化の手ごたえを実感できます。
 昔は、家の行事や親の都合で、日によっては塾を休むのが普通でしたが、最近では、「私は塾でプリントをやりたいから、絶対休まない」とか「気がついたらあっという間に3時間が経ってしまっていた、短く感じた」というように自然と集中力もついていってます。
 普通、ただ、このように表面的にシステムを整えても、「勉強をやらされている」感覚を子ども達が持てば、集中力がもたなくなるものです。けれども、当塾には、さらに、どの子にとっても、もっともっと勉強を進めたいという意欲が溢れてくるイデアメソッドがあります。
 詳しくは、無料体験授業&塾説明会にお越しください。
  


Posted by イデア at 13:26Comments(0)学習塾

2008年03月27日

小学生英語が、好評のためクラスを増やしました

お知らせです。
金曜日の小学生英語が、好評のため、満席となり、4月より、新たに毎週水曜日午後5:20〜6:50も小学生は授業日を選択できるようになりました。  


Posted by イデア at 17:57Comments(0)学習塾

2008年03月26日

子どもたちは、もともと深く考える力がある

子どもたちは、もともと深く考える力がある

 先日、保護者懇談会で、小学生のAさんのお母さんに、最近はいかがですか?と尋ねると「成績が劇的にあがりました!」とおっしゃってくださいました。
 塾に入ってすぐの1学期と2学期では、信じられないくらいの上がり方だったそうです。
 テストもどの科目も100点ばかり取ってきて、一体どうしたの?と思うくらいだと言われていました。
 塾の小学部では、学校で習うような予習や復習は一切していません。けれども、成績が上がってしまう。それも4科目全部が・・・。これが、一人や二人ではなく、ほとんどの生徒がその実感を持つのですから驚きです。
 塾を設立した当初は、学校の予習や復習を中心に行なって、成績が伸びることは伸びるのですが、義務でやっているという感じでした。
 しかしここ、数年前から、算数思考文章題への取り組みで、絵や図を書くだけで問題を解いてゆくようになったのではないかと思います。この算数思考文章題は、本当に不思議なほど深く考える思考力と算数の力、国語読解力がめきめきついていきます。
 今は、子ども達が深く考えるようになって、「賢い子が生まれていっている」という感じでしょうか。結局、勉強の出発点は、「興味を持って学ぶ」「子どもたちは、もともと深く考える力がある」ということに気づくだけだったというのが、私の実感です。  


Posted by イデア at 10:00Comments(0)子どもの可能性

2008年03月22日

生活習慣と勉強は、深くつながっている…。

生活習慣と勉強は、深くつながっている…。

 ノートのとり方、ノートの使い方、字の書き方等で、学力のつき方がとても変わってきます。
 塾では、ノートの取り方や使い方、ケアレスミスの少なくする数式の書き方など、折りあるごとにアドバイスしています。
 以前、すぐに集中力が切れて私語をしてしまうお子さんがおられました。
 よくノートを見ると字はていねいなのですが、とても小さな字を書くのです。
 それで、私は「疲れない?」と聞くと「すぐに疲れちゃう」と答えてくれました。
 私語をしてしまう謎がとけました。字が小さすぎて、疲れてしまい、見直しをしようとするとイライラしてしまうのでしょう。
 私は、ゆっくりと、大きな字を書く意義を説明し、実験してもらいました。
 案の定、この方が楽だとの返事をくれました。それ以降、とても大きな字で、ノートを広々と使うようになったのです。
 集中力が途切れなくなり、私語がなくなったばかりでなく、成績が伸び、性格まで穏やかになってこられました。
 生活習慣と勉強は、とても深くつながっていることを感じています。
  


Posted by イデア at 00:00Comments(0)学習塾

2008年03月20日

毎日、子どもたちと出会う前に…

毎日、子どもたちと出会う前に……

私は、子ども達と出会う前、保護者の方と出会う前、いつも心がけていることがあります。それは、その子が持っている本来の可能性を、私はまだまだ見えていないだろうなということです。見えていないと思うことで、もっともっと探そう、引き出そうとします。けれども、教師の側が、限定してしまうと、生徒の側も、「自分なんてこんなもの」と限定してしまうのではないかと思うからです。だから、私は、認めてあげたいし、ほめてあげたい。そんな風に思っています。  


Posted by イデア at 03:30Comments(0)子どもの可能性

2008年03月19日

感性と知性を育む教育が大切です

感性と知性を育む教育が、本当の基礎学力と実力をついてゆきます。

 小学4〜5年生くらいから、塾に入った生徒が、どんどん賢くなってきています。私たちの塾は、一切詰め込みをしません。パターンも教えません。もちろん、中学生以上になると、そうではありませんが、小学校の間は、様々な勉強に興味を持ってもらい、考えることが大好きになってもらうことを目標にしています。ですから、私たちの塾の小学生の子どもたちは、しばらく続けていると
? 本を読むのが大好きになります。
? さらに、算数の難しい文章題を考えるのが大好きになります。
? 根気と集中力のある子に育ちます。
? 作文が得意になります。
? 国語の読解問題が得意になります。
? 学校の勉強らしいことをしないのに、学校のテストや通知表が上がります。
? 塾が大好きになります。
? 理科や歴史に興味のある子になります。(高学年)
? 歴史に登場する偉人の人生から、人間として憧れる生き方を学んでゆきます。
? 人と比較して気持ちが乱れることが少なくなり、自分としてやるべきことを精一杯しようと思うようになります。
? ケアレスミスが少なくなります。
? 礼儀正しくなります。

 他にも、学校のクラスで一人しか解けないような問題を解く子や、人に説明するのがうまくなったという子、考え方が論理的になってきたり、発表に自信が持てなかった生徒が自信を持って手を挙げて発表するようになったりと、様々な生徒が生まれています。
 保護者の方が、私たちの指導の仕方を「おもしろい。ぜひ習わせたい」と共感していただければいただくほどに、効果が高くなります。

ぜひ、塾説明会にお越しください。随時、予約受け付けています。
  


Posted by イデア at 02:04Comments(0)学習塾

2008年03月04日

伝記にハマル小学生クラス

伝記にハマル小学生クラス

 当塾の小学生クラスでは、毎回5分から10分の読書の時間があります。この時、ほとんどの子ども達に好きな伝記を読んでもらっているのですが、本嫌いな子が、しばらくするとすごく好きになってきます。そして、とてもおもしろい傾向があることに最近気がつきました。

 それは、普段のその子からはあまり想像がつきにくい「偉人」が好きになるのです。A君は「野口英世」でした。何度も何度も繰り返し読みたがり、家でもお母さんに買ってほしいと言われます。
 Bさんは「リンカーン」でした。奴隷解放運動をするリンカーンにとても強く響くのです。家に帰ってからもその話をお母さんに詳しくされると言います。Cさんは「マザーテレサ」でした。毎回、ものすごく感動してやまないのです。E君は「宮沢賢治」でした。賢治のまっすぐな生き方にどうしても憧れてしまうようで、徐々に宮沢賢治のように勉強をしようと思い、ひたむきなE君が現れました。Fさんは「ジャンヌ・ダルク」でした。フランスを守ろうという壮絶な生き方に憧れます。G君は「ジョン万次郎」、H君は「アインシュタイン」「ニュートン」など科学者の生き方に憧れてなりません。
 こうした伝記を読む中で、子どもたちは世界を視野に入れ始め、自分の人生を考え、試練や困難が来たときにどう乗り越えればよいのかと、先人の生き方から学んでいきます。それは、決して私達が教えられるものではなく、子ども達一人ひとりが発掘しているようなものです。しかし、だからこそ、個性があって、誰一人として同じ感じ方ではなく、その子にしかないものがあるのだと思えてなりません。
 学びたい意欲は誰にもあります。そして、人生について、人間について、勉強の意味について、子どもたちはみんな知りたがっています。

 私は、この伝記を読むことで、子どもたち自身の力でそうしたこともつかんでいってもらいたいと願っています。
  


Posted by イデア at 00:00Comments(0)子どもの可能性