2007年10月24日

親と子の関わり−2

問題の半分は自分にも原因があるというところから…

 保護者の側や教師の側が、子どもやその周辺に生じる問題について、自分に原因を見つけることは、抵抗を感じる方も多いかもしれませんが、これはとても大切なことだと私は思います。子ども達が荒れている原因が、自分にあるとはなかなか思えないものです。
 私たちは、通常、何か問題が起きると人のせいにしがちで、人を責めることで、自分を防御しようとします。しかし、多くの場合、人のせいにして相手を責めても、相手は反発するだけだったという体験はないでしょうか。もちろん、すべてを自分の原因としなくてもかまいませんが、半分は自分にも原因があるというところから考えてみてはいかがでしょうか。自分にも原因があったという気持ちで、子ども達と関わるのと、すべて原因は子どもにあるという気持ちで関わるのとでは、全く違った結果を生むことになると思います。これについては、何度も失敗してきた私の経験から、ぜひおすすめしたいことです。


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