2007年05月10日

受けとめに80パーセント

受けとめに80パーセント

 わが子が、学校でいじめにあっている。遊んでばかりで全く勉強しない。進路のことで悩んでいる。反抗ばかりして困る。クラブ、勉強、友達関係に悩んでいる。など、子ども達が何かに行き詰ったとき、どうされるでしょうか。
 とかく私達大人は「ああしなさい、こうしなさい」と指示したり、説得しようとしがちです。
 けれども、それでは、反発を生んだり、子ども達のエネルギーが失われてしまったりするのではないでしょうか。
 私は、ぜひ、周囲の大人たちが子ども達の気持ちを「受けとめる」ことをして頂きたいと思います。
 それも、すぐに言いたくなる気持ちを抑えて、最後まで子どもの気持ちを受けとめるのです。
 どの子も、受けとめてほしいのです。
 そして、自分の気持ちを整理したがっています。
 そして、できれば出てきた気持ちを書いてみましょう。様々な痛みを持っていて、心はずたずたになっているかもしれません。
 そんな子ども達の痛みや苦しみを少しでも感じることができ、子ども達が気持ちを整理することができれば、大きな解決の糸口が生まれてくるに違いありません。
 お子さんが話しているときは、「絶対、口を挟まない。」ことを原則に、お子さんの痛みが何なのか、深く感じながら話を聞かれるのが良いと思います。
 子ども達の悲痛な叫びともいえる言葉を聞けたとき、その奥に、その子の輝く何かを同時に見えるに違いありません。

 「受けとめに80%のエネルギーを使う」……これを目標に、ぜひお子さんのお気持ちを聞いてあげてください。(これは私自身の目標でもあります)



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